声が出ないのは辛かったですよ。お喋りができないんですもん。

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何年か前まで僕は声が出せなかったんです。今は手術も成功して、話す分には問題ない声の大きさを取り戻すことができました。元々生まれつき喉や鼻が悪くて、小さいときから「将来的には手術したほうが良い」と言われれたのですが、まぁ酒とタバコがやめれずで…。 でも声が本当に出なくなったのは、不思議なことに診察真っ最中で、医者が喉に触れた時だったんです。私もびっくりしましてね、「え?病院で?先生?」という感じに。なんせ喋ろうと思っても急に声が出なくなったんですから。でも私より先生が驚いてました。テレビや新聞にも出る様な有名なお医者さんだったので、メンツもあるのか「声帯だけは絶対触ってない。声帯だけは絶対触ってない」と大きな声で焦ってはったのを覚えてます。 ただ、声が出ないのは辛かったですよ。お喋りができないんですもん。意思の疎通も取れないし、精神的にしんどいものがありましたね。頑張って声を出しても、ひそひそ話の様になって、相手も耳をすます姿勢をとりますから、あれがなんとも苦しかったですね。 大学時代にグリー倶楽部へ入ってたこともあり 歌はすごい好きなんですけど、悲しいかなカラオケとは当分、疎遠の生活ですわ。

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「まだいける」って思ってるうちはどうしても夢を諦められないんですよ。

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「私って不幸なの」なんて言ってられないやん。